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Opinion(アンナミラーズは、どこへ行く?)

群雄割拠の時代に突入する飲食店業界の中で、何だかんだ言いつつもアンナミラーズの今後を心配する、片桐紀長による檄文(げきぶん)を再録します。


Nov.16.2005(WE)―セミナー「これからのサービスマンの条件」新川義弘氏講演

_ 行ってきた。
内容を全部書くのは大変なので、かいつまんで。

_

サービスは Fifty-Fifty
何でも「お客様のお好きなように」でなく、提案していってもよい。客を信頼させることが重要。
recognition(リコグニッション:認知)とanticipate(アンティシペイト:予知)
いい料理や飲み物が的確な時間に出てくることは大前提。そのうえで、顧客認知・予知を。
一流のホテルのカフェで、1200円ものハーブティーを頼んでも、認知してくれないという現状はどうか。(参考)
テーブル番号だけでなく、ポジション番号まで覚えてほしい。
パーソナルサービスがなぜ、大切なのか?
欧米だったら、チップ制もあって、テーブル担当制はあたりまえ。
名前を覚えるのもいいが、その前に、客の懐に入り、ニーズを引き出せ。「いつもの」で通用するようになれば、客が喜ぶ。
テーブル1分間の法則
8テーブルを1人でみられなければ、一流でない。そのうえで、その全員から60点以上もらえるように。
人材育成の大切さ
グローバルダイニング代表の長谷川氏は「お前ら、K2に登るぞ」と言ってきたが、気が付くと、ベテランが抜けてしまった結果、富士山にも登ったことがないような人材が社内に増えてしまった。そもそも山登りの基本から教えなければいけなくなってしまった。
国内の外食産業に対する現状認識
外食するより楽しいこと(携帯電話とか)が増えてしまった結果が、今の外食不況。地元ならではの、行きたい店が減ってしまい、「仕方ないから外食行くか」となってきたのが現状。資本の論理で動く大手外食産業が増えた結果、街に資産が残らなくなってしまった。「流行らなくなったら看板を変えればいい」なんていう考えすらあるが(片桐註:クリエイト・レストランツか?)、それはおかしいのでは。
外食産業の提供する価値
「原材料」:「雰囲気・アイデア」:「スタッフのサービス」は1:1:1。どれもが高いことが、店が流行る条件。なかでも、スタッフのサービスは可能性が無限大だ。
レストランに楽しみに行こう!
エンターテイメントこそが、外食の価値だ。

_ 副題で「インターナショナルなサービスマンになる」と付いていながら、田崎真也氏が否定する「おもてなし」や「ホスピタリティ」を逆に評価しているのが、シンカワ流だな…と思った次第。

_ 実のところ、最近の新川氏の動きに批判的な意見もあるようだ。しかし、新川氏自身はむしろ、和魂洋才、すなわち、「欧米流のサービスを和のおもてなしで」を目指しているのではないだろうか…と思ったのは、私だけだろうか。



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